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HOYU日記

丹賀砲台園地へ行って来ました。

2020-10-27
カテゴリ:雑記
K様、お疲れ様です。
yjです。

先日、佐伯市鶴見にある「丹賀砲台園地」に行って来ました。
ここは、豊予海峡を防備するため、1920年から1931年以降にかけて第一期、第二期の工事によって建設された「砲塔砲台」です。
内部の様子
足に自信のある方は169段の御影石の石段を上がるも良し、ケーブルカーも設置されております。
階段は少し急勾配なので、手摺をしっかり掴みましょう。入場料は¥200です。
丹賀砲台は「悲劇の要塞」と言われ、太平洋戦争勃発後の昭和17年1月11日に砲台の実射訓練をしたところ、最後の弾丸が砲塔内で大爆発を起こし、多数の死傷者を出す事故が発生しました。
爆発のあとが生々しく残っています。
コンクリートが砕け散っています。爆発の衝撃がいかに凄かったかを物語っています。
豊予海峡を望む風景
ドームになっているところに、砲台がありました。
当時と変わらぬ、海の風景。違うのは、戦争か平和かの時代だけ。
木レンガも残っていました。
地下弾薬庫の入り口です。当時の迷彩塗装がくっきり残っています。
戦争遺跡としては、保存状態も良く、当時の建設技術の高さを示す構造物だと思います。
技術者の端くれとして、土木機械も満足に無かった当時に「どう造ったのだろう」と推測するところに非常に興味が湧いてきます。

ぜひ一度訪れて、平和の尊さと、建設技術の高さを実感なさってください。
以上、yjの雑記でした。
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